東京都国立市、プロフェッショナルのための印象戦略とプロフィールフォト

Vol.6 大人のオーダー・ジャケット〜国立市の老舗テーラーTamaya様を訪ねて〜

いよいよ夏のはじまり、装いも爽やかに快適に過ごす準備はできていますか?最近はクールビズという言葉は特別感がないほどに、ノーネクタイ、カジュアルスタイルがビジネスシーンでも基本になりつつありますね。

薄手ジャケットが数着、組み合わせるパンツが数本あれば十分ではあるものの、毎日同じような服装になってしまいがち。また年齢や役職が上がると、カジュアルといえども“品格”を感じる装いが必要である。そのような男性の悩みをよく聞きます。

一つの解決策は「オーダージャケット」かもしれません。既製品では味わえないサイズ感と仕立ての良さはもちろん、さりげなく“違い”を見せるディテールこそワンランク上の大人の印象を生み出すことでしょう。

今回、海外勤務のビジネスマンAさん(40代後半)が国立市で創業95年の老舗テーラー「Tamaya」様でサマージャケットをオーダーしました。

1)多摩地区屈指のスーツ生地見本が揃うTamayaさん

海外駐在Aさんが住む韓国では日本よりもカジュアル志向。年間通じてスーツセットアップを着る機会はほぼないそうです。管理職という立場上、若手と同じような格好はそろそろ卒業したいので洒落感のあるサマージャケットを検討しています。

国立市の老舗テーラーTamayaさんを緊張しながら尋ねると、にこやかな笑顔のご兄弟が迎え入れてくれます。創業者の曾孫さん世代です。敷居が高そうなイメージががらりと変わりました。

圧倒されるのは壁一面の生地見本帳!手の届く範囲でこんなにたくさんの高級生地見本が見られるのは、ワクワクしますね。これほどの見本帳の数を揃えているのは多摩地区では珍しいそうです。

壁一面のスーツ生地見本帳
国立駅南口より徒歩5分ほど
創業者より数えて4代目にあたるご兄弟

2)テーラー“二人の眼” で見る採寸

Aさんが求めているのは「洒落感のある、羽織ると品が感じられるサマージャケット」パーソナルカラーはイエローベースのAUTUMN。だいたいの要望を確認するとまずは採寸から。

Tamayaさんではご兄弟、もしくは親子のテーラー二人で採寸するよう心がけていらっしゃるそうです。それは①実際に間近で採寸する人 ②寸法を記載しながら遠くから確認する人 という「二人の眼」でベストな仕立てにするためです。

二人の眼で採寸してくれる
見本のジャケットよりスタイルを選ぶ

Aさんはアスリート体系で、上半身がかなり厚い逆三角形。既製品では胸囲に合わせると袖や着丈がぶかぶかになってしまう悩みもありました。店内にはAさんの体型に近い仕立てのサンプルスーツの用意もありました。袖を通すと後ろ姿で一目瞭然!変なシワがない「大人の男の余裕」すら感じる後ろ姿に変身。

男性の装いはシンプルだからこそ、体にぴったりフィットしているだけで印象が上がりますね。

3)オーダーの醍醐味=スタイル、生地、裏生地、ボタンすべてを選ぶ楽しみ

採寸が済むと生地選び。今回は麻混の生地に絞り、Tamayaさんがご提案してくださいました。インポート生地は大胆な織り柄や、光沢感や艶感、さりげない色使いなど幅広いバリエーションから選ぶ楽しみがあります。Ermenegildo Zegna(ゼニア)Loro Piana(ロロピアーナ)SCABAL(スキャバル)ARISTON(アリストン)名だたる高級生地メーカーの見本は、心躍るような色彩にあふれています。日本で見かけるスーツはどうして同じようなものばかりなのか、逆に不思議に感じられますね。

Aさんがセレクトした生地、裏生地、ボタン
楽器モチーフの裏生地
マリンスポーツモチーフの裏生地

国産生地はインポート生地に比べると色数がぐっと少なくなりますが、少し価格を抑えられるメリットがあります。今回、Aさんはサマージャケット用に国産のウールリネン生地を選びました。強すぎないネイビー、藍色のようにも見える白糸混紡の優しい風合いが、Aさんの落ち着いた雰囲気にぴったりです。仕立て代の目安はオーダージャケットで8万円〜、オーダースーツで10万円〜。納期は約1ヶ月半です。

さらにお楽しみは裏生地とボタン選び。男性のオシャレは見えないところに忍ばせるのが粋。裏生地にお気に入りのモチーフを選べば、気分が上がりそうですね。

4)“装い”が物語る品格。ジャケットがモチベーションを上げてくれる

発注から約1ヶ月半。Aさんのサマージャケットが仕上がった連絡を受け、再来店。

店で試着して最終チェックです。採寸どおり、Aさんの身体にフィットした素敵なサマースタイルの完成です。ジャケットは韓国でのビジネスシーンやパーティーで活躍しているそうです。

日本よりオフィスカジュアルが浸透している韓国ではジャケットすら着る必要はなく、いざという時のために車に積んでいるだけだったと話すAさん。このジャケットは着用すると、なによりモチベーションが上がるそうです。

暑くて服装がだらしなくなりそうな時こそ、装いの気持ちもワンランク上げてくれるオーダージャケット。ご関心のある方は、ぜひ当方もしくは下記のお店の連絡先へ直接お問い合わせください。

4代目のテーラー篠原様と
さわやかな印象の裏生地
新作生地の貴重な見本帳も並びます

WEBサイト:https://www.tamaya-suit.com/

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